番号バンゴウ	ｅ４
分野ブンヤ	液状化および側方流動に対する構造物の挙動
タイトル	杭に作用する外力評価のための計測杭の開発
著者チョシャ	○田地　陽一（清水建設（株）技術研究所） 　菅野　高弘（独立行政法人　港湾空港技術研究所）　　 　田中　剛（科学技術振興事業団） 　海老原　健介（科学技術振興事業団）
概要ガイヨウ	模型地盤により杭基礎に作用する液状化時の地盤からの外力を算定する場合、弾性杭模型における曲げひずみ分布を基に設定された境界条件から弾性論によって作用外力を逆算する方法、もしくは杭に作用する外力を直接計測するためにロードセル・土圧計を配置する手法が用いられる。前者の手法では、杭の変形が伴っており地盤との相対変位による外力を間接的に評価したものとなっている。後者においては、上流側の作用力を計測するものであり、下流側の作用力を含め合力すべてを評価したものとなっていない。 本研究では、杭に作用する外力を直接的に把握することを目的とした計測用の杭を新たに開発し、防災科学技術研究所所有の大型振動台を用いて振動実験を行った。その結果、地盤変形に伴い杭の上流側、下流側に作用する荷重を精度良く計測できることが明らかとなった。
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